神に祈る
最初に今回の記事の注意点を言っておくと、内容は神様に関することだから宗教上の意見の違いというものがあることはわかっている。
誰が何を信じ、何に祈ろうと自由だと思っているから君がどんな宗教の元にいようと、オレと考えが違うからと言って当然否定することはない。
そして、ここはオレのブログの世界であることから、ここではオレが信じるものを書いて行く。信じるものはてめェで決めるってのがこの世のルールの一つだ。それを踏まえた上で、全てを尊重し、本題に入る。
君は神様に祈ったことはあるだろうか?「テストで良い点が取れますように…」「勝てますように…」「結果が出ますように…」「好きな人の好きな人になれますように…」人間の中にはこのように神に祈り、結果を待つという行動をする者が多い。
ちなみにオレは神に祈らない。その理由を一言で言うと、《神に祈るとは全てをやり終えた最後にするものだからだ》…だが、そんなオレもかつての幼き頃に神に祈っていた時期がある。幼稚園生の頃までは「神様お願いします。跳び箱8段飛べますように」などと祈っていたことがあったんだ。
VS跳び箱8段最終決戦
その祈った当日、幼稚園で跳び箱8段に挑戦する機会があり、オレは幼稚園トップクラスの運動性能を有していたことから、跳び箱8段など簡単に飛ぶことができた。
そうして、飛び越えた瞬間から地面に両足が着くまでの間、オレは今の哲学の原石となるこんな思考と出会った…
『確実に飛び越えた!これは神様のおかげだろうか?いいや、オレの力だ!そもそもオレは朝、何に祈った?会ったこともねェ神に何を祈ったんだ?祈る必要などなかった…オレはオレを信じていれば必ずこの結果に辿り着いたんだ!』そう心に思いが浮かび、幼稚園の頃のオレはマットに着地した。
着地したオレは何か新しい思考、新しい扉を開いた気分だった「今だったら光を嗅げるかもしれない、音が見えるかもしれない」「空気を面と捉えて空を飛べるかもしれない」そんなことを考えていた。
その日の夜、オレは今日の出来事を振返った。「今日、オレは神には祈ったが自分の力で跳び箱を飛んだ…。そういえば、神様がオレを助けてくれたことはあるだろうか?見たこともねェし、声すらも聞いたことがねェ。そうなるとよォ、この仮説が正しいんじゃあないだろうか?
《オレの中にいるオレ自身が神だと》そう考えて自分で自分の人生を切り開いていくしかねェ、それがこの世界のルールだ。」このようにかつての幼稚園時代のオレはその日を振返った。
君の神はどこにいる?
この考え方は大人になった今も持っていて、子供の頃に抱いた気持ちのままオレは育った。
強いてプラスされた考え方を言うならば、「神はオレの中にはいるが、外に他の唯一神がいるのも否定することはもったいねェ、この世にあり得ないなんてことはあり得ないからその他への神の存在を否定しない方が良い」という考えに辿り着いている。
要するに、オレの中にいるオレ自身がオレの神だが、その他への神をも信じるならば、神に祈るとは全ての手段をやり終えた最後にするものだ。行動し、思考を巡らせ、鍛錬を続け、目標を達成し、夢を叶えるために全てをやり終えたのなら祈っても良いってことだ!
「今は神に祈るべきか?まだ早いんじゃぁねェか!まだまだできることがあるはずだ。今日も歩みを進めろ!」こう考えて今日もオレは祈ることなく、楽しみながらオレの壮大な夢への一歩を着実に進んでいる。
もし、君が「神に祈る」という行動に関してまだ明確な答えを見い出せていないのなら、自分に問い掛けてみて欲しい…「神が君を助けてくれたことはあるか?たぶんねェよな…きっと声すらも聞いたことがねェよな…そうなるともう、確信するしかない…
君の中にいる君自身が神ってことだ。そしてもし祈るとしても、それは全てをやり終えた最後に祈るべきだ」…この言葉を自分に問い掛けてパワーが湧いてくるのであれば、君はオレと同じタイプのスタンドだということだ。
孤独とは精神のふるさと
神への理解が深まったのなら、さあ!行こうか同志諸君!君を導く君という神は君になんて言っている?「もっと自由に生きろ!」と言ってるか?「もっと挑戦しろ…」「もっと楽しめ」「もっと行動しろ」と言ってるか?自分の心の声を聞くんだ。
自分ともっと向き合うんだ。別にネットを見ても良い、SNSを見ても良いし、たくさん遊びに行っても良い…。
だが、1日の中のほんの少しだけでも良いから自分の心の声を聞く時間を作るんだ!そうすると君だけの哲学が浮かんでくる。そこで浮かんだ哲学が意外と、自分の歩むべき正しい道のりを示してくれるってもんだ。
一人の時間を寂しがるなよ!孤独を恐れるなよ!孤独の時間とは精神のふるさとへと行く時間だ。
本当の自分は何を思っているのかと対話をする時間なんだ。人を愛し、自分を愛し、人を大切にし、時には孤独になり一人を楽しめ!以上、今回の記事はこれにて終わり!