初デート場所はどこを選ぶ?
恋愛で勝利するために必ずクリアしなければいけないのが、初デートというものだ。初デートのクオリティがその後の勝敗を分けるというのは至極当然のことだろう。
初デートで失敗したらその先はない、失敗はせずとも無難でつまらないデートをしていては、やはりその先はない…。
男たる者、初デートは必ず最高品質のクオリティで成功させなければいけないってもんだ。
そんな初デートで重要なことの一つに、場所選びがある。君は気になる子と初デートをする時、どこを戦場とするだろうか?公園、家、ホテル集合、水族館、映画館、遊園地、居酒屋、カフェ、レストランなどあらゆる場所が考えられるが、君ならどこを選ぶだろうか?
初デートの目的とは
ここで超重要な初デートの目的を確認しておこう。初デートの目的第一位は…《自分の魅力を伝えること》第二位が…《相手の好きなものなどの情報を引き出し、深掘ること》これである。
そうなると、勘の良い人はもう気づいたと思うが…初デートで映画館を選ぶのは適していないということだ。
自分の魅力を伝え、彼女の情報を引き出すことが重大ミッションなのに、映画館に行ってみろ?貴重な2時間、彼女の視線を映画のスクリーンに取られちまうんだ。
何も話せねェ、何も魅力を伝えられねェ、そんな2時間を過ごすことになっちまうんだ。もちろん、お互いに観たい映画があるのなら映画デートは素晴らしいから映画そのものを否定するのではないが、ただ、初デートでは選ばず、2回目、3回目のデートで行くべき場所が映画館なんだ。
せっかくの初デートで彼女の視線をスクリーンに奪われるのは非常にもったいない。
こんな誰でもできるようなデートを初デートで選んでしまうのは、研ぎ澄まされた君の魅力を伝えきることができず、本当にもったいない。
更にはその映画がつまらなかったらどうだろうか?変なシーンが出てきて気まずくなったらどうだろうか?そうなっても映画上映中は何のフォローもできない…。
更に更にその映画が超つまらなくて彼女が寝てしまい、口を開けてヨダレをダラダラ垂らした状態になって、起きてその事実に自分自身で気付いた時に「もしかして初デートで寝顔を見られたかも?しかも口全開だった、最悪だ、今日を忘れたい、この人にはもう会えない」なんて考えられてしまったら最悪だ。
要するに、デートのクオリティを映画のクオリティに委ねるというのは危険だってことなんだ。
映画にデートの結果を左右される可能性があるのに、映画館デートをわざわざ初デートで選ぶのは男のすることだろうか?オレはそうは思わない。初デートに映画館は目的に合わず、最適解ではないんだ。
初デートの場所はこれで決まり!
初デートの場所はズバリ、《話やすいレストラン、カフェ、居酒屋などだ》そのご飯屋さん選びにおける重要なキーワードは3つ!…
①カウンター席かL字席②ゆっくり話せてうるさくない③彼女の嫌いが避けられている…この3つだ!それぞれ説明しよう!
《①カウンター席かL字席》…お互いに、多少の緊張感がある初デートという場において、無駄に緊張を与えずに和ませることは必須である。
その中で、互いが真正面で向かい合ってしまう席を選ぶと圧力を与えてしまい、緊張しがちな女性のタイプだったら無駄に疲れさせてしまう恐れがある。要するに、君の覇王色の覇気で相手がぶっ倒れちまうってことだ。
だから正面からの圧を与えない、カウンター席かL字席のお店をピックアップすることをおススメする。
オマケにこの席配置は自然に互いのパーソナルスペースに入ることから、近い距離感を馴染ませることができる。食事中の盛り上がりやその後の展開を容易に進める手助けをしてくれる席配置ってことだ。
《②ゆっくり話せてうるさくない》…先ほども言った通り、初デートの目的は自分の魅力を伝え、相手の情報を引き出すことにある。
そのために必要なのは素敵なボディーランゲージと会話である。だから、ゆっくり話せてうるさくない場所を選べると最高だ。
お店によっては、ソファーL字席で雰囲気は完璧なのに、お店のコンセプトで子連れのママ友が多く来るなどの特徴があるお店もあるから、席と雰囲気だけで選ぶとめちゃめちゃうるさくて会話が弾まない場所もあるので要注意だ。
当然、子供は国の宝だから大はしゃぎするのは何も問題ではない、ただ、初デートには適さないということだ。ゆっくり話せる場所選びは重要だと覚えておいてくれ。
《③彼女の嫌いが避けられている》…初デートをする前に、電話やLINEをしていることだろう。
そこで確認を取るべきなのは、彼女の嫌いな食べ物だ。好きな食べ物は多くの男が聞くだろう。でも考えてみてくれ?好きな食べ物ってオレにとっては焼肉が好きって言っても寿司も好きだし、うどんも、カレーもおにぎりも、トリュフもフォアグラもキャビアも好きだ。
好きな食べ物ってのはいっぱいあるから、これはただの雑談だと思っていい。本当に大事なのは嫌いな食べ物なんだ。
「嫌いな食べ物とか苦手な食べ物はある?」と聞いて、その彼女の嫌いがちゃんと避けられているお店選びをすることは男の気遣いとして大事だとオレは思っている。
この3つの基本を押さえてお互いにたくさん話せる初デートをすることだ。
ちなみにハンバーガーやラーメンを初デートで食べるのもおススメはしない。
なぜかというと初デートで大きな口を開けなければ食べられないハンバーガーやすすらないと食べられない麺系を避けたい女子は意外と多いからだ。これもオマケで覚えておくと良い。
最後に重要なことを伝える
まとめになるが、初デートの目的は自分の魅力を伝え、相手の情報を引き出す、すなわち話やすい場所でたくさん楽しく話すことが目的だとわかっただろう。
それゆえに映画館や遊園地などは初デートに適さないということだ。この基本テクニックを覚えたのなら、最後にもう一つこのマインドを身に着けて欲しい。初デートで本当に重要なのは?…『このオレがいること』というナルシストマインドだ。
初デートを成功させるために必要なこと…それは映画館ではない…遊園地でもない、アトラクションでも美味いメシでも素敵な夜景でもない…このオレがいる、それで初デート成功の条件は全て揃った!こういうマインドを持って自分の魅力を伝えながら、彼女の話をたくさん聞いてあげることだ。
要するに、初デートの場所も重要だが、それ以上に、君の立ち居振る舞いが初デートの結果の全てを左右すると考えるべきってことだ。
場所に悩み過ぎず、プランに悩み過ぎず、オレと君が話せば絶対楽しい時間になるという自信を持って初デートに挑むことだ。
そして、誰よりも初デートを楽しんで欲しい。「彼女のために…」と顔色を伺うのではなく、まずは自分自身が一番に初デートを楽しんで欲しい。
自分が楽しむ姿に彼女を共鳴させて彼女も楽しくなるというデートをすることだ。テクニックを学び、テクニックを繰り出そうとし過ぎ、テクニックに溺れた男はデートの楽しみを、恋愛の美しさを忘れてしまう。
結果を出すことに呑まれ過ぎて、楽しむことを忘れちまうんだ。
恋愛とは、人生とは楽しんでなんぼだ。さあ!行ってこい!初デートを存分に楽しんで来い!